2019年8月7日現在、2日〜3日前から、以下の電源アダプタが通電しなくなったトラブルに見舞われました。同じ症状になった方がいるかも知れませんので、お役に立てればと思い記事にした次第です。
通電しなくなった電源アダプタ
私の使っているMacBook Proは、15インチ 2014年MIDモデルです。なので、85WというMacBookの中では一番消費電力の大きいものになります。Mac側の接点はT型のMagSafe 2 という規格になっています。
これが、冒頭に言いましたように、通電しなくなっていることを発見しました。
おかしいなと思いながら、電源アダプタをちょっとゆすってみたり、コンセントに挿し直してみると、一旦は通電します。
が、暫くすると、また通電しなくなるのです。
これは接触不良によるものだ、と思いました。
察しをつけた部分
赤丸で囲んだ部分にあたりをつけ、外して接点復活剤を吹付け、挿したり外したりを繰り返しました。
そして、改めてコンセントに差し込むと、やる前よりは長く通電しますが、しばらくするとまたダメになります。そして、そこから小さく火花が散って、なにやらブチブチというような妙な音もします。
こうなると、イカれてるのはここしか無いので(MacBookユーザーなら誰でもご存知の)、代わりにここに挿す白く太い延長ケーブルを装着した上で、コンセントに挿しますと、不都合なく通電(あるいは充電)しているではありませんか。
ならば(延長ケーブルを使うのが嫌なら)、ここを交換すれば済むことになります。
イカれた電源プラグ
最初に電源アダプタ(互換品)を丸ごとポチる
▲これなんですが、この部分(プラグ)だけの交換といっても売ってないかも、と思い、アダプタ全体を、純正は高いので、互換品を買って始末をつけようと思い、一旦はAmazonで探してポチりました。
信頼性はともかく安い商品で、これでも良かったのですが、翌日、やはりパーツだけで済むならそうすべきだろう、と思い直し、ポチった商品をキャンセルし、ネットで再度探してみました。
丸ごとでなく、やはりプラグだけの交換に
すると、楽天で280円という安い互換品を見つけましたが、売り切れで入荷未定となっています。この時は、まだAmazonでは検索していませんでした。
なので、検索せずに、方針を変え、アップルサポートに連絡することにしました。
Apple サポートへ
迅速かつ丁寧な対応
ネットから連絡を申し込むと、わずか2分でサポートから電話をもらえました。これには、正直迅速な対応だと感心しました。
つながると実に丁寧な応対で、本人確認があり、簡潔に症状の説明を求められた結果、パーツ単体でも「有償だが供給できる」との回答をもらい、ああ、良かった、純正にこしたことはない、と納得しつつ、
でも法外な値段
「お幾らですか?」と訊くと
「送料込みで6千7百いくら…になります」と言うので、私は一瞬マジで耳を疑いました。
「??ええっ?? もう一度お願いします」
「6千7百◯◯円になります」と、今度ははっきり聞こえました。
これには大袈裟でなく仰天するほど驚きました。以下を御覧下さい。紛れもない純正品です。
自分で言うのもなんですが、私は吝嗇ではないと思っています。ただ、いわれのないものや、筋の通らないものにはビタ一文払いたくはありません。
いくら純正とは言え、たかが親指の先ほどの単純なパーツに6000円を超える金額を求めてくるとは(他の記事にも書きましたが)、Appleの法外な価格設定がここにも反映されています。
楽天で見つけた互換品は(たぶん中華製だとは思いますが)、280円です。その差20倍以上です。これは比べるな、というのがどだい無理な話だと思います。
Apple サポートを丁重にお断り
これは即座にお断り申し上げて、再度ネットによる検索を再開し、結局Amazonで見つけました。プライム会員なら485円で済みます。
そして今日の夕方届きました。
純正と見紛うほどの品質
比較した写真は消失してしまいましたので掲載できませんが、互換品は、よくよく見ないと違いが分からないほどの品質で何の問題もありません。
結果は良好
早速装着しコンセントに繋げてみましたが、フツーに通電しています(当たり前ですね)。
耐久性はこれから長期にわたって使ってみないと分かりませんが、単純なものですので、まず問題ないと思われます(じゃ、なぜ純正品は壊れたんでしょうね)。
皆さんも、同じ症状に見舞われたら、まずはプラグを疑ってみたら如何でしょうか?
節倹家の方は私のように互換品で始末をつけるのが良いと思います。
この記事によって皆さんのお役に立てたのであれば幸いに思います。
最後までお読み頂き有難うございました。