こんにちは杉本屋です。
今回は今年の春頃購入した中華パソコンJumper EZbook X1のレビューをしてみたいと思います。
中華製ってどうなの?
まずは、とにかく安く軽く小さいWindows機が欲しかった、というところから話は始まりました。スペック的には多少低くても構いません。
Amazonで絞り込んでいるうちに、このメーカーの機種がいくつかヒットしましたが、最初は「中華製かよ」と、安くはあるもののそれだけに躊躇しました。
が、元来浅慮の筆者は、下手の考え休むに似たり、という具合に即ポチりました。
実機を手にして
まずは、メーカーからのスペック表を抜粋したものを掲載します。
- インテルGemini Lake N4100プロセッサ、最大2.4GHZ
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最大700MHZまでのインテル9世代HDグラフィックス
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ディスプレイ開口角360度
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4GB DDR4メモリと128GB SSD
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11.6インチFHD IPS マルチタッチディスプレイ
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178度の視野角
上のようなスペックですので、電源を入れてみると、Windowsの起動にはそこそこ時間を要しますが、Offic系のアプリを使っているぶんには、フツーに使えるというレベルです。
以下、多少細かくお伝えしていきたいと思います。
箱は凹んでいた
開封の話など退屈ですが、届いてみると梱包は外箱も内箱も少し凹んでいたりして、さすが「中華製」と変に納得しました。
が、筆者は実質を重んじる人間なので、そこは気にしません。
取説はちゃんとした日本語だった
でも、内容物を出してみて感心したのは、簡単な取説が、ちゃんとした日本語で書かれていたことです。よくあるような怪しげで意味不明な「ぱぴぷぺぽ」的な日本語ではありません。
日本語スタッフがいるのか、外注に出したのか知りませんが、日本の市場を意識していることだけは間違いないと思います。
大きさと重さ
持ち歩くことを考えて購入しましたので、ここは大事です。大きさはMacBookより一回り小さく、重さは1.05kgと少し重いですが、小さい分だけずっしり感がMacBookよりはあります。
厚みはMacBookより少し厚い程度です。
各種インターフェイスは十分だが
mini HDMI✕1、micro SDカードスロット✕1、micro USB✕1、USB Type-C✕1の構成で、電源はType-Cからの給電になります。でもアダプタのコンセント端子は折り畳めず出っ放しのタイプでした。そこは少し残念です。
が、必要最低限の入出力は出来るので、その意味では十分及第点です。
また、底面にはM.2 SSDを挿すためのスロットもあり、ストレージが足らなくなった場合でも安心の構造です。
ディスプレイについて
ディスプレイは、解像度が1920✕1080のFHD、IPS液晶で発色もよくタッチスクリーン対応です。しかも360度開くので、タブレットのように使うことも出来ます。
さらにノングレアのフィルムを最初から貼ってくれていました。至れり尽くせりです。狭小ベゼルで、ボディのコンパクトさにも貢献しています。
ここは言うことなしですね。
キーボード
US配列ですが、悪くない打鍵感です。適度なクリック感とストロークがあり、ミスタイプも少なく打鍵できます。
トラックパッド
操作感は悪くないです。過去記事にも書きましたが、Chromebookのトラックパッドよりはよほど出来が良いです。
まとめ
数ヶ月使用してみた上での感想は、全然フツーに使えるじゃないか、ということです。オフィス系アプリやPhotoShopなどの(2Dであれば)グラフィック関連の動作も全く問題ありません。
あとは耐久性の問題だけだと思いますが、そもそもPC自体が陳腐化の早い製品なので、少なくとも筆者の場合長持ちなどは余り考えていません。
中華製PC全然良いんじゃないでしょうか。この値段でこのクオリティーだと日本製も売れなくなる気がしますね。
今回は、廉価な中華製PCを使ってみてどうなのか? という記事となりました。
最後までお読み頂き有難うございました。