こんにちは。杉本屋です。
今回は、新しく大幅にアップデートしたiPadOSのレビュー、その7としてその5でお伝えした「外部ドライブへのアクセス」の補足版としてお読み頂ければ幸いです。
前回の外部ドライブへのアクセスで用いたのは、iPad第7世代10.2インチモデル(Lightning端子)でした。
これに変換アダプタを介して、USB Type-Aのドライブ類を色々繋いでみましたが、どうにも不安定でうまくいかなかったので、今度は知人から借用したiPad Pro 11インチモデル(Type-Ç)を使って試してみました。
ファイルアプリの進化
筆者が思うに、今回のアップデートで一番大きいのは、繰り返しますが、やはりファイルアプリによって外部ドライブにアクセスできるようになったことだと思います。
以前は、せいぜいSDカードやUSBメモリに入った写真などの画像ファイルを自動的に「写真」アプリに取り込む、というだけの機能しかありませんでした。他のファイルには全くアクセス出来ず、どうしてこんなバカげた制限を設けているのか不思議なほどでした。
USBメモリを挿してみる
▼早速、試しにまずはハブを介してUSBメモリを挿してみました。
▼すると、即座に「NO NAME」と認識し、ファイルアプリで中身を開けました。このUSBメモリはiPad第7世代10.2インチモデル(Lightning端子)では、認識さえしなかったものです(例が子供のお絵描きですみません)。
▲この「サンダービートル」をiPad内にコピーしてみます。ファイルの上で長押しし、コピーを選びます。他にもSplitViewでアプリを2本起動してドラックアンドドロップで操作しても可能です。
▼「このiPad内」を選んで、長押しから「ペースト」をタップします。
▼無事「サンダービートル」がコピーされています。
この後、手持ちのUSBメモリを残り3本試してみましたが、3本とも問題なく認識し、さきほど同様ファイル操作も問題なく出来ました。
SDカードを試す
▼今度はSDカードへのアクセスを試しました。容量は32GBです。
▼フツーに認識しフォルダも表示されています。
▼中の写真ファイルもちゃんと表示されます。この後、先程同様コピーや移動を試してみましたが、何ら問題なく操作できました。
外付けHDD
▼さて、これは電力を食うので、どうだろうと思いながらも、ぶっ挿してみました。
▼一応、認識しフォルダもきちんと表示されています。
またこのHDDは普段Macのバックアップファイルを格納するのにも使っていますので、HDD1とHDD2の2つにパーティーションを切ってありますが、パーティション情報もちゃんと認識されています。
▲この後、ファイルのコピーをしようとしましたが、不安定になって結局固まってしまいました。
次に、改めて電源も挿して試してみましたが、結果は同じで、さすがにHDDは電力を食うので無理なのかもしれません。
まとめ的に
ということで、Type-C端子を持つ、つまりiPad Proでの外部ドライブへのアクセスは(HDD以外では)、安定した動作の確認が取れました。
これらなPCと同様安心して使うことができます。
先日、ある有名なYouTuberの方(Apple関連のレビューで)が、このiPadOSの外部ドライブのアクセスについて、
「Type-Cは良いんですけど、Lightning端子を持つiPadについては、ビミョーなんですよね」
と言及していた通りの結果となりました。筆者の場合は、使った変換アダプタ(Lightning→USB Type-A)にも依るような気がしますが、とりあえずiPad Proでの安定動作は確認できた、ということで今回はしめさせて頂きたいと思います。
最後までお読み頂き感謝します。有難うございました。

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