こんにちは、杉本屋です。
iOS純正のメモアプリは、備忘録やアイデアを書き止めておくだけでなく、結構便利な機能が多くあります。ここでは少し掘り下げた使い方を紹介していきます。
色々なメモの取り方
メモアプリというと、文字を入力して、はい終わり、というイメージがあるかもしれませんが、iOS系のメモアプリはさまざまな方法で作成できます。
音声でメモをとる
Siriに「新しいメモを作って」などと話しかけると「メモの内容はどうしますか?」と聞いてくるので、メモしたい内容(例として固定資産税の仕払い)をSiriに伝えるだけOKです。あとから編集出来ますので、まとめて喋る必要はありません。
手ぶらでもメモが取れるので、忙しいときに重宝しますね。
書類をスキャンして貼り付ける
▼新規メモを開いたら、キーボード上にある+マークをタップし
▼カメラアイコンをタップ
▼書類をスキャンをタップします
書類をカメラのファインダーに収め、シャッターボタンを押すだけです。
選択範囲のスキャン画像をメモに貼り付けることができます。若干、斜めにスキャンしても、自動で補正してくれる上、書類をタップし共有ボタンから「マークアップ」を選べばフリーハンドでの編集も可能です。
描画ツールで手書きメモをとる
上と少しかぶりますが、描画ツールを使えば、カラフルにスケッチしたり、手書きの文字を書いたり、定規を使って直線を引いたりすることができます。
左は、パレットボダンからパレットを表示させて色を選んでいるところです。
また右の定規ツールについては、デフォルトで斜め45度の状態で出てきますが、2本指でつまんで回すことで、水平や垂直など、自在に向きを変えられます。
ファイルを添付する
「写真」から画像を添付したり、位置情報やWebサイトの情報を追加することもできます。位置情報やサイト情報を追加するには、マップAppやSafari上の共有ボタンから「メモに追加」を選ぶ必要があります。
チェックリストを使う
チェックリストの作成も簡単です。下のチェックマークをタップして項目を入力するだけです。
▼例えばこんな感じで。
ピン止め機能
また、大事なメモはピンで固定しておくことで、さらにチェックしやすくなります。ピン止めするには、メモのリスト画面で該当のメモを右にスワイプさせ、左側のピンボタンをタップします。あるいは共有ボタンから「メモをピンで固定」でもOKです。
表の作成
表の作成も簡単です。数値を参照したり、商品名や案件名を整理したりする場合活用できます。
メモエリアをタップして、表のマークを選択しましょう。2×2の空の表が表示されるので、セルに文字や数字を入力していきます。
行や列が足りなくなったら、下のマークをタップします。左横のマークが行の操作、上が列の操作です。
▼下は、行を追加しようとしているところです。
▼また、行や列の場所を自由に移動させることもできます。さっきのマークをタップしたままドラッグするだけです。
パスワードをかける
指定したメモをパスワードで保護することも出来ます。共有ボダンをタップします。
「メモをロック」を選びます。
パスワードとパスワードのヒントを指定し「完了」をタップして完了です。この時「Touch IDを使用」をオンにすると、指紋認証で開くことも可能になります。
▲メモを開こうとすると上のようになります。
※記事内容は2019年10月現在、iOS13.1.3の場合
最後までお読み頂き感謝いたします。有難うございました。