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こんにちは杉本屋です。
という仕様になっています。
これは何とアホな仕様なのでしょう。
一方向だけだと真の同期とは呼べない気がします。ただ音楽だと確かに
著作権の問題も絡んでくるとは思いますが、それにしても何らかの理由で、
iPhoneにある音楽等が
iTunesのライブラリに無くなった場合、どうしろというのでしょう?
例えばパソコンの不調で、
iTunesに入れてある楽曲データが全て消えてしまった。
しかし同期済みの
iPhoneには楽曲データが残っている。なんとかして
iPhoneの楽曲データをパソコンに移したい。いわば逆転送したいと思うのは人情でしょう。
Time Machineでの復元はあるものの
確かに
Time Machineを使った復元でなんとかなる場合もあるでしょう。でもあれは基本的にOS丸ごとのバックアップですので、大掛かりで時間も掛かり過ぎます。
ではなくて、例えば、音楽だけ、連絡先だけといった具合に、目で見てピンポイントで戻したい場合の話です。
しかし残念ながら現状では出来ません。
こうなると、こうしたことに特化した有料アプリに頼るしかありません。
今回は筆者も試してみたいと思いましたので、上記から適当にAnyTransを選んでインストールしてみました。機能的には大同小異だと思います。使い勝手と値段が違うくらいでしょうか?
環境は、
macOS Catalina(10.15.1)と、iOS13.2、ともに最新の状態で行いました。
AnyTransの体験版を試してみる
上記webサイトからAnyTransをインストール後、起動すると下のような画面になります。もちろん
iPhoneをUSBケーブルで繋いだ状態です。ちなみにAnyTransは両OS最新バージョン対応を謳っているアプリです。

▲今回は、音楽に特化した話ですが、ご覧のように写真やビデオなど色々転送可能です。
左のサイドバーにある「
iCloud管理」を選べば、連絡先やメモ、カレンダーなども転送できるようです。
また全部一括でも大丈夫な場合は、少し右下にある「
Macへ」というところをクリックすればまとめて転送可能となっています。
▼赤枠の「オーディオ」をクリックすると、iPhoneに入っている音楽が下のように出てきますので、全選択し、右クリックメニューから「Macへ転送」を選んで実行します。

今回は無料版のままで実行しましたので、一日30曲の制限がかかり、その時点で転送が終了しました。
つまり30曲✕3日=90曲までは無料で転送できるようです。が、
ミュージックを開いても転送出来ていない
macOS CatalinaからはiTunesが廃止となり、音楽は「ミュージック」に統合されましたので当然「ミュージック」を起動しました。
ところが、どういうものか、1曲しか入っておらず、訳が分かりません。
これが体験版だからそうなってしまったのか、いずれにせよ一日一回しか試せませんので、今日の体験はここまでです。しかし1曲しか転送できていない結果を見ると「製品版を買えば本当に出来るのか?」という疑念も湧いてきて、正直、購入を躊躇してしまいます。
▼話は転じて、以下、AnyTransの体験版と製品版の違いです。一日30項目✕3日という制限がある他、Android端末との同期、LINEのトーク履歴の移行とか、体験版には(当然ですが)色々出来ないことがあるようです。
▼これはあくまでも、下記の通り、
iOSデ
バイスをどうこうするバージョンですが、そのライセンスの違いを明記しているページです。他にも
Androidや、両方可能なやつとかもあり、多少煩雑ですのでご注意下さい。

TunesGoについては、iOS13未対応なので、残念ながら試してみることが出来ませんでしたが、以下のようなラインナップになっています。▼以下は、Mac版ですが、もちろんWin版もあります。

まとめ
PCを何台か持っていて、そこにインストールしておきたい人は、5PCまでならOKのマルチライセンスがあるAnyTransがお薦めな気がしますが、そうでなく1台のPCにインストールしておけば十分という方は、価格から選択がTunesGoになってしまう気がします。ただ、TunesGoを実際に使ってみた訳ではありませんので、使い勝手については分かりませんので、あくまでも自己責任でお願い致します。
今回は、iTunesでの同期の方向性の話でしたが、Appleにはこういった不都合を是非早期に改善して貰いたいものだと思います。
最後までお読み頂き感謝いたします。有難うございました。


