杉本屋ブログ

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ノート型Macの画面を閉じてもスリープさせない方法【Mojave以降】

 こんにちは杉本屋です。

 今回は、ノート型Macの画面を閉じてもスリープさせない方法について述べたいと思います。

 まずは下記のアプリを使いますが、そのままでは、macOS 10.15.1 Catalinaでは動作しません。おそらく一つ前のOSのMojaveでも同様だと思います。

MacBookのスリープ管理ソフト「InsomniaX」

 今回はInsomniaXというアプリを使います。Insomnia(インソムニア)とは英語で不眠症という意味で、その名の通り、MacBookを眠らないようにするアプリですが、一定時間で解除したり、充電時のみに限定したりと、機能は意外と豊富です。

 まずは下記のページからダウンロードします。

 ダウンロードしたあと、あとは画面の指示に従いながらアプリケーションフォルダにインストールします。実行すると下の画像のようにアイコンが表示されます。

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 メニューバーにあるアイコンをクリックすると各種メニューが表示されますが、今回は、一切スリープしないようにさせるだけですので、一番上の「Disable Lid Sleep」にチェックを付けるだけです。

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 ちなみに「Lid Sleep」と「Idle Sleep」の違いを説明しておきますと以下のような具合になっています。

  • Disable Lid Sleep:ディスプレイを閉じた状態でのスリープを無効
  • Disable Idle Sleep:一定時間操作しなかった時のスリープを無効

そのままでは動作しない

 それはともかく、このままではチェックを付けられず、当然スリープを無効にはできません。Mojave以降(たぶん)少なくともCatalinaでは、別の手段が必要になります。

 システム環境設定>セキュリティとプライバシー」の「アクセシビリティ」にInsomniaXを登録してもまだ使えません。が、登録しておく必要はあると思います。

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 CatalinaでInsomniaXを使うためにはこれに加えて、以下の設定を行う必要があります。

macOS CatalinaでInsomniaXを使うならSIPをオフにする

 CatalinaでInsomniaXを使うためには、アプリがmacOSに最適化されているかチェックする「SIP」という機能を無効にします。そのためにはMacを一度電源を落として下さい。

 「command + r」を押したまま電源を入れ、リカバリーモードに入ります。そこから「ユーティリティ>ターミナル」を起動します。

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そして「csrutil disable」と入力し、Enterを押します。

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 これで再起動すれば、InsomniaXの「Disable Lid Sleep」が使えるようになります。使えるようになるとメニューバーの三日月型のアイコンが黒くなります。

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 これでノート型Macの画面を閉じてもmacOSは動いたままにできます。

 例えば、音楽をかけっぱなしにしておくとか、動画のエンコードをさせながら閉じておくとかの用途です。

 ちなみにSIPの設定を元に戻すには同様にリカバリーモードのターミナルで「csrutil enable」を実行しますが、元に戻すとまた「Disable Lid Sleep」は使えなくなります。

MacBook AirMacBookの場合、閉じたまま動かす時には「CPU Safety」をオンに

 MacBookを閉じていても処理をさせておけるInsomniaXですが、特にMacBook AirMacBookの場合には注意した方が良さそうです。というのも、これらコンパクトな筐体をもつノート型Macは、キーボードの隙間から吸気してプロセッサを冷やしているからです。

 閉じたまま処理をさせると熱がこもり易いので、そのためInsomniaXの「CPU Safety」機能にチェックを入れておいた方が良いと思います。

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  これを設定しておくと、CPUが異常な高温になってしまった場合、スリープする設定に戻してくれます。なるべくオンにしておくことをお勧めします。

 外部ディスプレイをつないでMacBook Airクラムシェルモードで動かす時にも、この「CPU Safety」機能は役に立つと思います。異常な温度を検出すると「温度が高すぎる」とアラートを出してくれます。

 今回は、Mojave以降がインストールされたノート型Macで画面を閉じてもスリープさせない方法を綴りました。

 皆さんのお役に少しでも立てればこの記事を書いた幸せを覚えます。

 最後までお読み頂き有難うございました。