こんにちは。杉本屋です。今回はGoogleから発表された新型ChromebookのPixel Goという製品の中の高スペックモデル(4K Core i7)について言及してみたいと思います。
Pixelbook Go 4K Corei7 モデル
▼まずは簡単にスペックを紹介します。
という具合のものです。が、
のっけからディスるようですが、Chromebookにこれほどのスペックが必要でしょうか? これだとWindows10でも十分軽快に動作する性能だと思いますし、価格が、1399ドル(税込み約17万円)という高額な製品なので、ほとんど筆者はメリットを感じません。
また4Kも良いのですが、内臓ディスプレイの13.3インチでは4Kのメリットを享受できないと思います。
Chromebookは所詮はニッチなデバイス
▼過去記事にも書きましたが、 Chromebookは基本的に、何でもブラウザ上で拡張機能を用いて行う設計ですので(たしかに大抵のことは出来るのですが)、なにか深く突っ込んだことをやろうとすると「帯に短し襷に長し」という感が絡まってきて、フラストレーションが溜まるデバイスだと思います。
これはChromebookの使い方としては、ある意味間違っていて、あくまでも高速起動、軽快な動作を武器とし、あるいは安価という背景を強みとして、ライトな用途で使ってこそ活躍するデバイスだと思うのです。
総評的に
Chrome OSは素晴らしいオペレーティングシステムですが、WindowsやmacOS端末には、どうしてもイマひとつ劣るというのが正直なところです。近頃ではLinuxも使えるようになりましたが、Chromebookが欲しい人は、そもそもそこまで求めてはいないでしょう。
WindowsやmacOS端末よりも安く、そこそこ使える端末を欲している人が、Chromebookに興味を持つと思いますので、いくらGoogle純正の高級デバイスだと言っても、それだけで1399ドルは法外な価格設定だと思います。
とにかくChromebookは安くないと意味をなさないと筆者は思います。
そして、Pixelbook Goは2-in1端末ではありません。
Chrome OSで使えるAndroidアプリの中には、マウス&キーボードでは操作不可(=タッチ操作のみ)というのも多いので、2-in-1端末ではないPixelbook GoだとせっかくのChrome OSの恩恵を十分に享受できないわけなので、360度ヒンジさえつけてくれていたらまだしも、かなり残念な気がします。
今回は、Googleから発売されたPixelbook Goの4K Corei7モデルについて感想を述べてみました。
もし参考になりましたら、この記事を書いた幸せを覚えます。
最後までお読み頂き有難うございました。