杉本屋ブログ

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プラチナ万年筆 プレジデント(F) プロユースな一本

 こんにちは杉本屋です。

 今回は、久しぶりの文具ネタになりますが、最近入手したプラチナのプレジデントという万年筆のことについて述べたいと思います。

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 今回のニブは細字(F)を選びました。太字とか極太などのニブはいかにも万年筆といった感じで良いのですが、メモなどを取るには向いておらず、日常的な使用頻度はどうしても落ちるからです。

 以下のようなパッケージに入っていましたが、コンバーターは本体に装着状態、インクカートリッジは一本同梱されていました。

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 さて、それはともかくこの「プレジデント」ですが、18金のバイカラーニブを持ったヘビーライター向けのフラッグシップなモデルだと思うのですが、なぜかセンチュリー系と比較してプロモーションが弱く存在感の弱さを感じます。

 センチュリーに興味のある方は過去記事をお読み頂ければ幸いです。 

kousyumaki.hatenablog.com

 

 以下簡単ながらプレジデントの特徴を述べていきたいと思います。

ペン先

 センチュリー系とはニブもペン芯も異なるペン先を搭載しており、プラチナ独自のスリップシール機構もありません。

 でも、なんでついでにこの機構を搭載しなかったのか理由はよく分かりませんが、別にそれが無いからと言って乾燥しやすいという事もなく、それに他のメーカーにはスリップシール機構などはハナからないので、その意味では問題ありません。

デザイン

 プレジデントは膨らみのあるバランスのよく取れたデザインだと思います。

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 同社のセンチュリーとは違って、尻が少し長く細めの作りになっていて、セーラーのプロフィット21といささか似ていますが、プロフィットよりも胴太なので、重厚感があります。

(ただクリップのデザインは変に差別化を計ろうとしたような非シンプルな形状で筆者の好みではありませんが)

 プロフィット21について興味のある方は過去記事をお読み頂ければ幸いです。

kousyumaki.hatenablog.com

書き心地

 プラチナの万年筆は比較的硬い傾向にあるように思いますが、このプレジデントはRもきつく穂先も短いのでニブに独特の剛性感があります。
 しかしカリカリしているというわけでもなく、やはり金ペン特有の粘りを感じる事ができると思います。細字好きの人には向いている気がします。またインクフローは控えめな方だと思います。

 軸も軽量なので、長時間の使用に向いていると思います。

 実際書いてみて

 以下、作例と言っては大袈裟ですが、筆者の下手な字で、実際書いたものを少しご覧頂きたいと思います。

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 ペン先を滑らせていて楽しくなるような、心地良い特有の振動と音を感じ取ることが出来ると思います。 

まとめ

 プレジデントはセンチュリーよりプロユース指向の強い万年筆だと言える気がします。センチュリーのヒットでやや影が薄くなっている気もしますが、明らかに上位モデルとしての位置付けだと思います。

 筆圧の高い方向けの硬めのペン先、高級万年筆のイメージにピッタリのオーソドックスなバランス型のボディ、どれを取っても買って良かった、と言える万年筆だと思います。

 万年筆は使い込めば使い込むほどその人の書き癖を覚え、育ってくる筆記具です。その意味では人への貸与は余りおすすめ出来ない筆記具ですが、長年かけて育てる楽しみがあります。これは他の筆記具にはまずあり得ないことだと思います。
 また通称「インク沼」とも呼ばれている、色々なインクを入れて試せる楽しみもあります。

 筆者は万年筆マニアでもコレクターでもありませんが、日常、筆記するということに趣味的な潤いと楽しみを与えてくれる万年筆という文具が好きで使っています。

 パソコン等の普及で、ますます手書き文字は縁遠くなっていますが、やはり手書きには手書きの良さがあり、いくら、例えばApple pencilが素晴らしい書き心地だ、と嘯いても、こういう潤いや趣には遠く及びません。

 

 筆者が所有している万年筆は、5指に余る程度ですが、機会があれば今後また紹介していきたいと思っています。

 今回はプラチナのプレジデント(F)についての記事でした。

 最後までお読み頂き有難うございました。