こんにちは、杉本屋です。
過去記事にも書きましたが、ARMベースのApple自社開発のCPUが搭載されたMacが、2021年には数多く登場してくる、との噂が以前から囁かれています。
そんな中でも今回はMacBook 12インチ後継モデルの話です。
Apple自社製CPUになると安くなる
有名なアナリストのミンチー・クオ氏が伝えた情報によると「アップルが独自開発のARMプロセッサをMacに搭載することで、処理性能あたりのコストを40〜60%削減やWindows PCとの差別化、そしてIntel(インテル)プロセッサのロードマップに影響されることなくMacを刷新できる、などのメリットがある」としています。
消費者としては「処理性能あたりのコストを40%〜60%削減」のところにどうしても食い付きます。
これはどうも本当らしく、今後発表されるMacはもっと安価になる可能性が高いということです。
Tom's Guide の記者ローランド・ムーア・コリアー氏によると、ARMプロセッサを搭載したMacBook は「iPhone SE」のような位置づけの製品として、ChromebookやSurface Pro Xに対抗する、約64,800円〜97,800円で登場するのではないかとの予想を、伝えています。
iOS、iPadOSの開発経験が活きる
現在、iPhone/iPadはARMベースのApple製のチップです。A12X Bioncとかですね。
iOS系と同じものになれば、アプリを移植するのが簡単になります。
実際、Project Catalystにより、iPad向けアプリがMac向けに比較的簡単に作れるようになったとの話もあります。
また、自社開発のARMプロセッサに移行するメリットとして、「プロセッサの特性(パフォーマンス、省電力性能など)を、自社製品にあわせてカスタマイズできる」、「いくつかのベンチマークテストでIntelプロセッサを上回るパフォーマンスを示すA12X(AシリーズSoC)を既に開発済み」である点を各アナリストが挙げています。
まとめ的に
消費者としてはやはり安価になるのは単純に良いことですが、これは売れると思います。
いわばMacBookにおける「SE」モデルとして、新たなmacOSのユーザー層を獲得することに繋がるのではないかと思います。
後継モデルに望むものは
廃版になったMacBook 12インチモデルは重量が920gあります。
これを、次期モデルでは、さらに800gを切るほどに軽量化し、狭小ベゼルにして、画面は少しばかりインチアップしたものを望みたいものです。
何しろ「Macは良いけど高い」と筆者は正直に思います。昔は良さと価格がギリギリのバランスだったと思えるのですが、最近では益々高くなってきて、良さと価格のバランスが崩れ初めている気がします。
例外的には、今般発売になったMacBook Airくらいのものでしょう。
最後までお読み頂き有難うございました。