こんにちは。杉本屋です。
今般のコロナ騒ぎのせいで、現在はテレワークやオンライン会議での仕事を強いられている方が増えていると思います。
教育の現場においても、オンライン遠隔授業がスタートしたところが日に日に増えているように感じます。そうなってくると、さすがにスマホでは心もとなく、やはりパソコンがあった方が良い、ということで、このところPCの売れ行きが伸びている、とも伝えられていますが、実は本当に売れているのは、Google(グーグル)のChrome OSを採用したChromebookシリーズだそうです。
筆者もChromebookを使っていますが、高速起動、軽快な動作、操作が簡単などの点が受けて、テレビCMの影響もあって普及してきたのではないかと思います。
台湾のDigiTimesが発表した市場レポートによると、エントリーレベルのIntelプロセッサが品薄になっているそうで、その原因は、今年3月より急速に売れ行きがアップしている、HP、Acer、Quanta ComputerなどのChromebookにあるという話です。
先月はChromebookの出荷台数が460万台を突破し、Windowsパソコンの市場シェアを、将来的には大幅に奪う存在になるのではないかとの見通しも紹介されています。
日本国内では知名度の低いChromebookですが、これまで海外では、教育機関が大量導入するなどして、シェアを拡大してきましたが、ただこのところ顕著なのは、一般的なコンシューマー層からの購入とのことで、リモートで仕事をするようになった人や、オンライン学習をスタートした学生達が、続々と買い求めているということです。
Windows系やMac系のノートPCよりは手頃な値段で、しかも起動が速く操作も難しくないというメリットから、選ばれやすくなってきたのではないかと思われます。
Zoomにつないで、ちょっとしたレポートや資料を作成するなどという利用スタイル程度であれば、わざわざ高性能な(前述した)ノートPCを手に入れずとも、Chromebookでも十分に対応できるでしょう。
ただChromebookは、一言でいうと、ある意味割り切りが必要なデバイスだと思います。それが可能な方にはお薦め出来る製品です。
▼Chromebookについて詳しく知りたい方は、以下、過去記事をお読み頂ければ幸いです。