杉本屋ブログ

Apple製品、PC、タブレット、スマホ、ガジェット、文具、などのレビューや感想、情報など

プラチナ万年筆 プレジール PLAISIR(F03) 手軽な一本。

 こんにちは杉本屋です。

 今回は、久しぶりの万年筆ネタになりますが、最近入手したプラチナ万年筆のプレジールという一本を紹介したいと思います。

f:id:sanseidow21:20200703085226j:plain


 この万年筆はメーカーが公称しているように「1000円万年筆」ということで、高級なボールペンどころか、高級シャープペンと同じくらいの値段で販売されています。

 筆者も最初見た時には(こんな値段でどうだろう?)と疑念しか起きませんでした。

簡素なパッケージ 

 以下のようなパッケージに入っていましたが、インクカートリッジはブラックが一本同梱されていました。写真はバイオレットですが、もう一本ブラックも購入してみました。

f:id:sanseidow21:20200630120729j:plain

 背面には簡単な説明書きがあります。

 開封してみると、内容物はこのようになっています。

f:id:sanseidow21:20200630120937j:plain

 早速サービスインクを挿し込んでみました。

▼なぜだかよく分かりませんが、ペン先に近いプラのシースルー部にインクが部分的に滲んだようになってしまいました。全部真っ黒になるなら分かりますが、これって何だか気になりますよね。f:id:sanseidow21:20200703084912j:plain

 これが正しいことなのかどうかは分かりません。

アルミニウム製の軸

 アルミニウムで出来た軸にアルマイトパール加工という擦り傷に強い処理が施されているそうです。

 アルミ製ということで全体的に非常に軽いです。この軽さがどう作用するのか今後使い込んでみないと分かりませんが、あまり軽過ぎると長時間の筆記はかえって疲れてくるような気もします。

飾り気のないニブ

 ニブの素材はステンレスだそうですが、なんとも飾り気のない、というかケレン味のない(その意味ではもっと何とかしろと思ったりもします)素朴なペン先だと思います。ポイントには特殊合金が使われているそうです。

 欲を言えば、もう少し大きいニブにして欲しかったような気がします。が、これは値段を考えると贅沢というものかも知れません。

 太さは「細字」と「中字」があります。筆者が選んだのは細字の方です。

スリップシール機構

 この価格で、プラチナ万年筆の売りである、1年間使わなくてもインクが乾かない「スリップシール機構」を搭載しています。

 ここは素直に嬉しいポイントだと思います。

豊富なカラーバリエーション

 全部で14色という豊富なカラーバリエーションがあります。

 幾本か所有して、その日の気分やTPOに合わせて、選んで使え、ということでしょうか? あるいは軸の色に相応しいインクごとに分類することも、この値段なら可能だと思います。f:id:sanseidow21:20200701073805p:plain

書き心地は 

 さて、それはともかく肝心の書き心地ですが、これが一言で表すと「大変良好」と言えると思います。

 滑らかで、かといってニブに過度のしなりがあるわけでもなく、程度なしなりと剛性が両立していて、書いていて一種の快感を覚えます。

 ペンポイントは正確で、インクフローも多すぎず少な過ぎず適切な量ではないかと思います。

f:id:sanseidow21:20200703090729j:plain

デザイン

 丸みと膨らみのあるフォルムで、いささか女性的ですが、悪くは無いと思います。

 ただ、キャップをした状態で上下にリングが無いので、素っ気なさは感じます。

f:id:sanseidow21:20200703090654j:plain

まとめ

 総合的に、価格を考えると大変コスパに優れた万年筆だと思います。入門用と言うか、万年筆を常用するに値する良い製品だと思います。

 高級ボールペンを買うなら、こういうリーズナブルな万年筆を使う方がよほど良いように思うのは筆者だけでしょうか?

 万年筆は使い込めば使い込むほどその人の書き癖を覚え、育ってくる筆記具です。長年かけて育てる楽しみがあります。これは他の筆記具にはまずあり得ないことだと思います。
 また通称「インク沼」とも呼ばれている、色々なインクを入れて試せる楽しみもあります。

 筆者は万年筆マニアでもコレクターでもありませんが、日常、筆記するということに趣味的な潤いと楽しみを与えてくれる万年筆という筆記具が好きで使っています。

 パソコン等の普及で、ますます手書き文字は縁遠くなっていますが、やはり手書きには手書きの良さがあり、いくら、例えばApple pencilが素晴らしい書き心地だ、と嘯いても、こういう潤いや趣には遠く及びません。

 今回はプラチナのプレジール(F03)についての記事でした。

 最後までお読み頂き有難うございました。