小さい外付SSDはないかと探していて
先日、Macのバックアップをとる媒体として、もうHDDの時代でもないだろうと思い、検索していて見つけたのですが、エレコムから、極小サイズのSSD外付ドライブが発売されています。
以下のように、USBメモリーサイズの外付SSD「ESD-EMNシリーズ」というものです。
これらは2020年11月28日の発売だそうですが、カラーはブラック、ブルー、シルバーの3色で、容量は各色とも128GB、250GB、500GB、1TBをラインナップしています。価格はいずれもオープンですが、参考価格としては128GBが4,150円、250GBが5,800円、500GBが8,770円、1TBが15,370円 (いずれも税込)となっています。
USBメモリー並みの超軽量コンパクトという触込、だが…
ESD-EMNシリーズ」は、重さ約10g、幅64×奥行き21×高さ9mm (コネクタ収納時) と、圧倒的な小ささを実現した、というメーカーの触込みですが、確かにそうかも知れませんが、ちょっと待って下さい。
今までが、大き過ぎただけかも
SSDは、電気的動作によりメモリーへデータを記録する媒体です。HDDのように物理的に回転する為のモーターや磁気円盤やヘッドなどの装置は必要としません。
その意味では今までのUSBフラッシュメモリと原理的には何ら変わりはないはずです。
ならば、今までのタバコの箱位の大きさのSSDがデカすぎただけじゃないのか、と筆者は思うのです。
例えば、以下の2社の売れ筋外付SSDなどはその好例かと思うのです
これら二つの製品などはブログ記事や、YouTube動画などで「小さくて軽い」などとよく取り上げられているのをみますが、筆者はいつも(違うだろ)と、冷ややかに傍観していた感があります。
それはともかく、漸くまともな大きさと軽さの不揮発性メモリが出てきた、ということでその意味では歓迎すべきことだと思います。
スペック等について
大きさと軽さも大事ですが、スペック等も重要ですので、ざっくりお知らせします。
読み込み最大400MB/s、書き込み最大350MB/s (128GBは書き込み最大250MB/s) の高速データ転送を実現するUSB3.2 (Gen1) 対応となっていますが、USB3.1 (Gen1)、USB3.0、USB2.0のデバイスにも下位互換でそのまま接続することができます。
またセキュリティ面でも考慮されていて、エレコムのWEBサイトからダウンロードできる、パスワード自動認証機能付きセキュリティソフト「PASS (Password Authentication Security System)」が使用可能です。

まとめ的に
SSDならばHDD同様立派な外付ドライブ扱いになるでしょうから、USBフラッシュメモリとは違って、内部にパーティションを切ったりすることもできるはずです。