いつも同じ位置と大きさで出てくるFindeに閉口
先日Finderを操作していたところ、ウィンドウの位置やサイズが常に同じ位置・サイズで開かれてしまうという事象が発生しました。これほど生産性が落ちることはありません。
対処法として
今回はFinderの位置やウィンドウサイズが変わらない、あるいは固定されてしまった場合の対処法を紹介します。環境は以下のように2020年12月現在、最新のBig Sur 11.1での話ですが、Catalinaとかでも同じではないかと推察します。
Optionキーを押しながらFinderウィンドウサイズを変える
この問題が起きた場合、まずOptionキーを押しながら、Finderのウィンドウサイズを変更しします。
これでFinderを閉じて、再度開けば大抵治っていると思いますが、改善しない場合もあります。
ウィンドウサイズを変更後、Finderを再起動する
既述の方法でも治らなかった場合はOptionキーを押しながらDockのFinderアイコンを右クリックしてみて下さい。
「再度開く」というメニューが出るので、それをクリックすると再起動になります。
が、筆者の場合はこれでも治らず、さらに次の方法を試しました。
Finder設定ファイルの削除
この方法では、Finderの情報設定ファイルが削除されてしまうので、全てデフォルトに戻りますが、かなり有効なようです。
下記ターミナルコマンドでFinderの設定情報が保存されているplistファイルを削除してみて下さい。
sudo rm ~/Library/Preferences/com.apple.finder.plist
コピペした後Enterキーを押して終了です。
筆者の場合はようやくこれで元に戻りました。
まとめ的に
まとめという程でもないのですが、このトラブルは大分以前から報告されていたようで、macOSの根幹に関わるバグなのかなとも思います。
筆者の場合は、Macのウィンドウ操作を大変便利にする以下の「spectacle」というアプリを使ってからこうなりましたが、別にこのアプリが悪いわけではなく、きっかけになっただけのような気がします。
とにかく細かいことですが、FinderがこうなるとMacの使い勝手が非常に悪くなりますので、何かのお役に立てればと思い記事にした次第です。
最後までお読み頂きありがとうございました。