杉本屋ブログ

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Sidecarの使い方と使い心地について

Sidecarとは何か

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 Sidecarというのは、iPadをMacのサブディスプレイとして使える便利機能です。

 ただ使うには多少の条件があります。

Sidecarのシステム条件とは

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 上は、ハードとOSの条件ですが、ざっくり言うと、3年〜4年前位のMacとiPadなら大抵使えると思います。

 さらにこの機能を使うには、加えて以下の段取りが必要です。

① MacとiPadが同じAppleIDでログインしていること。

② MacとiPadが同じWi-Fiに接続されていること。

③双方ともBluetoothとHandoffがONになっていること。 

 もっとも、MacとiPadを持っている人なら意識せずとも普通にこれらはクリアしていると思います。

 重複するようですが、この機能はMacはmacOS Catalina〜、iPadは、iPadOS 13から実装されましたが、手軽にiPadを無線・有線を問わず、Macのサブディスプレイとして使うことが出来るので結構重宝します。人によれば、この機能を使う為に、無印iPadをモバイルディスプレイ代わりに購入したという話も聞きます。 

 以下、macOS Big SurとiPadOS14.2環境下での説明とします。Catalina環境は筆者の場合既に手元にありませんので、曖昧さ煩雑さを回避の為とご理解頂けると幸いです。でもCatalinaとそう大きくは違わないと思います。

  • MacBook Air 2020(M1) Big Sur
  • iPad Air(gen4) iPadOS14.2

 念の為、筆者の場合、上記のような環境です。

実際使うには

 さて、

 macOS Big Surでは、コントロールセンターまたはメニューバーで「ディスプレイ」メニューをクリックし、メニューから iPad を選択します。

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 これだけで大抵は無線で繋がります。

 メニューバーにAirPlay アイコンが表示されない場合は、「システム環境設定」→「ディスプレイ」をクリックして「使用可能な場合はメニューバーにミラーリングオプションを表示」を選択すれば出てくると思います。

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 Sidecarを起動すると、デフォルトでは、iPadには Macのデスクトップの拡張部分が表示されます。

 あるいは単にMacの画面をミラーリングしたい場合は、「ディスプレイ」メニューまたは AirPlay メニューに戻り、Sidecarの使用中はたいてい青い iPad アイコン になっているので、以下のようにディスプレイをミラーリングするオプションを選択します。f:id:sanseidow21:20210104231207p:plain

ウインドウをiPad側に移動する

 Sidecar対応アプリであれば、ウインドウのフルスクリーンボタン の上にポインタを置くと、そのウインドウをiPad ディスプレイに移動するか、iPad ディスプレイから戻すかを選択できます。

 こっちの方がウインドウをドラッグして調整するよりも、ウインドウのサイズがiPadに合わせて表示されるので簡便だと思います。

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 iPadの画面の左側にはサイドバーがあり、よく使う、例えば「command」「option」「shift」やその他の修飾キーが表示されているので、キーボードを使わなくても指やApple Pencilで選択できるようになっています。

 が、これって要るのか? という疑問もあります。

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 かえって画面の情報量を減らすことにもなるので、筆者のようにウザく感じる方は、システム環境設定の「Sidecar」パネルで、サイドバーを非表示にしたり、その位置を変更したりもできます。

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▼当たり前ですが、ご覧のように、右MacにPhtoshop、左iPadに写真アプリを起動しているような状態になります。 f:id:sanseidow21:20210104102642j:plain

 ▼MacとiPadにまたがってウインドウを動かしても結構滑らかに動きます。

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Apple Pencil を使う

 ポイント/クリック/選択/描画/写真編集/オブジェクト操作などのタスクを実行などの操作はApple Pencilを使ってiPad上で行えます。

▼もちろん書類を書く、スケッチする、マークアップするのにも使え、出来上がった内容は、以下のようにMacにもリアルタイムで反映されます。

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キーボードはどちらでも可だが、マウス、トラックパッドはMac側になる

 Sidecar動作中、文字入力はMacまたはiPad に接続されたキーボードのどちらでも可能ですが、マウスやトラックパッドでの操作はMac側でしかできません。

 iPadのAppをSidecar中に使うと

 Sidecar中にでも、iPadのAppに切り替えて、iPad でその App を通常通りに使うことができる、ということになっていますが、筆者の場合これを使うと、時々接続が切れて不安定になりました。ちなみに以下のSidecar App は、Sidecar の使用中にのみホーム画面に表示されています。

 

まとめ的に

 SideCarと似た機能に、連携マークアップ・連携スケッチ機能というものがありますが、これは完全にサブディスプレイ化するのではなく、iPadでしか出来ない(要するにApple Pencilによる書き込み)機能を使う時だけMacと連携して動作する、という機能ですが、こっちの方がApple Pencilによる書き込み系だけに限って言えば、使い勝手が良いように思います。

 詳しくは過去記事に書いていますので宜しければ以下ご参照下さい。 

 

 Sidecar時のiPadによるマークアップやスケッチは、時と場合にもよるのかも知れませんが、なんだか「連携◯◯」に比べると動作がぎこちなく感じます。

 大雑把に言うとこの機能は、iPad液タブ化という側面に余り重きを置かず、主にサブディスプレイとして使う機能と考えた方が良いように思います。

 ただそれにしても便利な機能で、該当するMacとiPadを持っている人は使わないと損をする気がします。たとえ大きな外部ディスプレイを持っている人でも、特に外回りの際にはケーブルレスでiPadを簡単にサブディスプレイ化できるというのはメリットがあると思います。

▼ちなみに、下は27インチモニターにType- Cケーブルで繋ぎ、SidecarでiPadに無線接続して、モニター3台体制にしている様子です。

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 あと、iPadが無線でつながらなくなった場合の対処法も過去記事にありますので、その際にはご参照頂けると幸いです。

  この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。