Amazon Photosを使ってみた Google フォトの制限を受けて
社会悪とさえ言えるかも
Google フォトが、従来無制限(高画質)だった写真・動画データーに2021年6月1日から制限を設けるというニュースを聞いて「えーっ?」となった方も多いのではないでしょうか。
筆者も、有り難く利用していましたので、そこは残念に思いますが、考えてみると無料で無制限などというのは虫が良過ぎる気がしますので、今回のGoogleのこの処置は仕方ないこととは思います。
しかし、Googleも、はなから出来もしないことを、あたかも出来るように言って多くのユーザーを惑溺、困惑させた、ことは事実だと思います。これは一種の社会悪と言っても良いと思います。
無制限期限は2021年5月31日まで
ただし、これは、何も今すぐというわけではなく、来年の6月1日からは、Google フォトにアップロードされた写真等のデーターは、Googleドライブの容量(無料版15GB)を普通に喰う、というだけのことなので、別に慌てたことではないと思います。
▼下はGoogleから届いたメールの一部抜粋ですが、6月1日以前にアップロードされたものについては対象外と謳っていますので、今のうちにアップしておかなければ損、という理屈になります。
Googleの制限がはじまったその後は
ただ、今はこれで良いとしても、今後、写真や動画データは増える一方ですし、筆者のようなApple信者などは、iCloud標準の5GBでは到底足りません。
当然、こうなってくると無料で使う、あるいは安く上げるにはどうしたら良いのかということになります。色々な写真や動画データー向けのクラウドストレージサービスがありますが、今回はAmzson Photosを使ってみることにしました。
Amazon Photosを思い出した
なぜAmzson Photosなのかと言うと、単に筆者はAmazonプライム会員だからです。
「なんだ、それだけの理由か」
と拍子抜けさせたかも知れませんが、意外とこのパターンは多いのではないかと思います。
プライム会員の特権を殆ど知らず、ただプライムビデオを観るのと、Amazonで買物した際、送料無料を喜んでいるだけ、という筆者のような人も結構いるのではないでしょうか。
ともあれまずはiPad版をインストールしてみました。プライム会員であれば、Amazonアカウントでログインすれば(写真だけに限られますが)、本当に未圧縮で無制限に保存できます。が、動画は5GBまでなので殆ど役に立ちません。
▼見えにくかも知れませんが
「このデバイスから自動的に写真とビデオをバックアップします」
をONにしておくだけです。あとは放置しておけばどんどんバックアップされます。
Amazon Photosへの移行は来年6月以降
とりあえずは転ばぬ先の杖的に、Amazon Photosを使ってみましたが、筆者は当分Googleフォト環境から移行するつもりはありません。
なぜなら、来年5月末までの写真についてはいくらアップしても全く影響がないからです。それ以降もアプリくらいはアンインストールするかも知れませんが、時折ブラウザから写真データーを取り出したりする程度だと思います。いわば2021年5月末までの写真の保管庫です。
ただしGoogleが規約をこれ以上改変しない限り、はです。
Googleも、今回のように己の都合次第で規約やルールをころころ変更していると、それよりももっと大事な信というものを失い、ユーザーは必ず離れていくと思います。
最後までお読み頂き有り難うございました。