M1搭載Macの凄さ!を見聞して 〜もはや破壊的イノベーション
筆者は、先日(18日)M1搭載MacBook Airをポチりましたが、メモリを16GBに盛ったせいか、まだ実機が手元に届いていない状態にあります。
下のような構成で買いましたが、到着予定は12月6日〜16日となっていて、現在、つるしモデルで買わないないと時間がかかる状況にあるようです。
それはともかく、この待っている間に、色々なYouTuberの方やブロガーの方の投稿を随分見聞きしましたが、それらの情報をもとに、今回は筆者なりの感想や考えを述べたいと思います。
数あるYouTube動画の中でもMacRumorsによって投稿された、M1搭載のMacBook Airベースモデルで、標準アプリを「ここから~ここまで」全部起動してみた、といったものがあるのですが、これなどを見ていても驚愕を覚えます。
驚愕のパフォーマンスM1チップ
Appleが11日にM1搭載Macを発表した際に、何倍、何倍、としきりに高性能ぶりをアピールしていましたが、決して誇張や嘘では無かった、と実例を見聞して痛感しました。
メモリの容量が気になっていたが
メモリの搭載容量についてですが、M1搭載Macはそのどれもメモリの上限は16GBまでです。
ここは筆者が一番気になっていたところだったのですが、巷間ではいままでの常識が覆ったような結果が出てきています。
杞憂だったメモリの容量
M1チップ8GBメモリ搭載機で、一度に多くのアプリを起動したままで4K 60fpsの重い動画編集をスムーズに行なったり、あるいは16GBメモリ搭載機で4K 120fpsの激重動画をカクつくことなく再生編集しているYouTube動画もありました。これらはもはやMacBook Pro 16インチモデル Core i9 メモリ32GB搭載機を凌ぐ性能です。しかも熱を出さず、ノート型では電池を食いません。
今までのintelチップ搭載機では、Windows機などでも動画編集には32GBは必要だ、というのが通例、通説だったと思いますが、あれは一体何だったんだ? という感懐を持ってしまいます。
Appleが言う「ユニファイドメモリ」と称する(他のデバイスでもメモリを共有させるアーキテクチャー)技術が使われていて、Soc(System on a Chip)、平たく言えば、なんでもM1チップだけで始末をつけてしまうという、いわゆる統合型方式は、高効率でメモリ領域を活用可能なので、こう言った結果が出る、ということらしいですが、それにしても凄まじいものだと思います。
もはや破壊的イノーベーション
これらの結果を見て思ったのは、今回のAppleのM1チップというものが、破壊的イノベーションを引き起こすだろう、ということです。
そして、今回のM1 Mac3製品はエントリーモデルである、ということも重要な点だと思います。価格が安く、脅威的パフォーマンスを持っていて、熱も出さず省電力、となると、今後Macは普及率を伸ばしていくことは明らかだと思います。
そして来年あたりからミドルレンジのモデルなども続々と出てくるでしょう。ソフト面の互換性の問題も、現在でさえ殆ど問題なく、仮にあったとしても、解決は時間の問題だと思います。iPhone、iPadの膨大なアプリ資産が、Macに流れ込んでくると言うことも忘れてはならない点です。
同時に、intelやAMDは今まで何してた? という気持ちも起きてきます。CPUクーラー無しでは、焼肉ができるほどの高熱を発し、しかも電力大喰らいの癖に、チップの値段は一人前以上に高い。良いことはありません。
もはやintel終了、今後Windowsもシェアを落としていくものと思われます。
大袈裟に言うと、こういうエポックなことが起きてくる時代に立ち会えたことを幸せに思う筆者です。
もはや遅きに失した感がありますが、実機のMacBook Airが届いたら、また筆者なりにレビューしてみたいと思っています。
最後までお読み頂き有り難うございました。