こんにちは杉本屋です。
筆者はコーヒーをよく飲みますが、もっぱら淹れるのは面倒の少ないペーパードリップ式です。
が、時折問題が発生します。それは…
ドリッパーが滑ってコケやすい
当然、下の写真のようにしてコーヒーを淹れていましたが、この道具立ての悪いところは、湯を淹れた後、ドリッパーを乗せたままサーバーごと動かしていると、ドリッパーが滑ったり転んだりして、下手をするとテーブルや床に内容物をぶち撒いてしまうことです。特にドリッパー内に湯が沢山残っている際だと最悪です。汚れるのはまだしも、火傷の恐れもあります。
これは筆者の不注意が主たる原因であることは否めませんが、道具にも欠点があると思います。
それは当たり前のことながら、ドリッパーがサーバーの上にただ乗っかってるだけ、しかもそれは大抵は滑りやすいプラとガラスという組み合わせが多く、湯を注ぎ始めると重心が上にくる、ということに尽きると思います。
そうならないものを発見
これは、日頃仕方ないものだと半ば諦めていましたが、ある日近隣のニトリへ他用で行った時、なにげなくこの類のものを置いてある棚で見つけました。
▼「ドリップイン」という名が冠せられているように、ドリッパーがサーバーの中に入り込んでいる構造です。この状態でもホットコーヒー5杯分は淹れることが可能です。
HARIOから出ている商品ですが、これならコケたり外れたりということがまずはありません。価格は¥927(税別)でした。税込みだと¥1019になると思います。
また底部も大きく張り出して安定していることにも好感が持てます。
高さも低い
あと、筆者は、高さが抑えられる、という点にも注目しました。電動ポットなどから給湯しようとすると、旧来のものではポットの注ぎ口の高さが足らず、ポットを嵩上げしなくてはならなくなったりするからです。
全高はセットした状態で、17.6cmに抑えられています。通常のものだと23cm〜26cm程度はあるでしょう。
その2点だけでも便利になるので、そのまますぐ購入して帰ろうと一旦は思いましたが、いやいや待てよ、と思い返し、その場でAmazonでチェックしてみました。
Amazonで購入
すると同じものが、¥864(税込)で売られていました。もちろんその場で即ポチりました。以下のように、購入したのは1ヶ月余り前ですので、価格は変動していて、今は¥940になっているようです。
ペーパーは円錐形で少し特殊
▲ペーパーは上のように円錐形になっているものを用いますが、100枚は付属していました。
この形状のペーパーフィルターは市場で余り見かけませんが、まだ普及率が低いのか、あっても従来の台形のものに比べて少々割高です。ただ水切りは従来のものより良いようで、ペーパー自体も早く乾きます。
筆者は、百均のセリアや地元のスーパーでも同型のものを見つけました。セリアでは80枚で110円(税込)でした。少なくとも価格はともかく、消耗品の供給としては安心できます。
蓋は簡単に外すことが出来る
▲蓋はご覧のように簡単に着脱することが出来ます。
筆者は日頃蓋は使わないので、外してしまってあります。
難点もある
ただし、1杯だけコーヒーなどを淹れる際に、サーバーではなく以下のように直接カップを使う場合、注意が必要です。
底部が細い為、ドリッパーをカップ内に入れるという形になるので、ツルツルの釉薬が掛かっているカップだと滑って、あっちに転び、こっちに転びと不安定になることには注意が必要です。
この際には下のような(カリタ製)、旧来のただ乗せるだけのドリッパーの方が安定していると思います。
以上、取るに足らない話になりましたが、少しでも皆さんの生活のお役に少しでも立てれば幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。