連携スケッチ機能とは
前回は、連携マークアップ機能についてお伝えしましたが、今回は、似ているけど少し違う「連携スケッチ」機能についてお伝えしたいと思います。
まず、マークアップと何が違うのかというと、前者はMacで開いている文書に直接描いていく形ですが、連携スケッチは、iPadで描いたものを、それらの文書に挿入、あるいは貼り付ける、という点です。またマークアップは描いたらそれでおしまいですが、スケッチは、後で移動拡大縮小などの編集が可能です。
筆者の環境下では、プレビューアプリではなぜか動作しなかったので、以下、Pagesで説明してきます。
使い方
▼Pagesのメニューバーから、「挿入」>「iPadから挿入」>「スケッチを追加」の順に選択するとそれが可能になります。
▼手持ちのiPadが表示されます。
▼iPadとApple Pencilで適当に描きます(下手な絵ですみません)。
▼描き終わったらiPadで「完了」を押すだけです。勝手にPagesに貼り付けられます。
何やらエラーメッセージのようなものが出ますが問題ありません。
▼普通に編集できます。
なお、この機能はPagesの他にも少なくともNumbers、Keynoteでも使えます。
動作条件は
- Mac および iPad/iPhone/iPod touch で Wi-Fi と Bluetooth が有効になっている。
- Mac および iPad/iPhone/iPod touch で、2 ファクタ認証が有効になっている同一の Apple ID で iCloud にサインインしている。
- Mac に macOS Catalina を搭載し、iPad/iPhone/iPod touch に iPadOS または iOS 13 を搭載している。
まあまあ古めのMacとiPadでもOSのアップデートをしておけば大丈夫だと思います。
▼筆者のMacは2014年 Midモデルですが、ちゃんと動作します。
まとめ
MacとiPadをお持ちの方は、とても便利な機能なので使わない手は無いと思います。
最後に、iPhoneでも指を使えばこれが可能です。
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。最後までお読み頂き有難うございました。