杉本屋ブログ

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iPad Air(第4世代)用 トラックパッド搭載キーボード一体型ケース ロジクールから発売

 ロジクールは先日iPad Air第4世代用キーボード一体型ケース「ロジクール FOLIO TOUCH iK1094BKA」を発表しました。が、この製品はだいぶ以前から存在しているはずなのに今更何故でしょう?

 理由は簡単で、今回はJIS配列版の発表とのことです。ちなみに発売は12月10日からだそうです。

 AppleのMagic Keyboardユーザーの筆者としても気になる製品ですので、今回は、ロジクール FOLIO TOUCH iK1094BKAについて少し見てみたいと思います。

 ただ当然実機を手にした上での話ではありませんので、あくまでも推測の域は出ないものとお考え頂ければ幸いです。

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スペックと価格

 iPad Air第4世代に対応し、ロジクールのキーボード一体型ケースとしては初めてJIS配列を採用した(初めてが謎)ということです。JIS配列好きの方には待望の製品だったかも知れません。

 iPad Airの側面をも保護しつつ、トラックパッドを装備してジェスチャー操作も可能なほか、手元を明るく照らすバックライト(輝度16段階で調整可能)を搭載しています。

 パンタグラフ式キーのキーピッチは18mm。接続はSmart Connectorを採用するためペアリングの必要はなく、電源はiPad Air本体から給電されます。これはどこで買ってもほぼ同じだと思いますが、ちなみにロジクールオンラインストアでの価格は税込1万9580円となっています。

 この価格はApple純正のMgicKeyboardの税込3万4980円の56%相当です。

 これは以下のように、Appleの公式ストアにも掲載されています。下はUS配列版だと思いますが、そのうちJIS配列版もAppleのサイトにも出てくるのではないかと思います。

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▼MagicKeyboardと何が違うのかというと、キーボード部分が360度回転する点で、ご覧のようにキックスタンドが付いているので、どんな角度にも本体を据えることができます。

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スタンドモード

▼下はApple Pencilを使う際には大変具合の良いモードだと思います。多少の傾斜が付いているので描きやすそうに見えます。これはMagic Keyboardには出来ない芸当です。

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▼マグネット式のペンシルホルダーも付いていて、ペンが不用意に外れることもありません。ロジクールのデジタルペン「Crayon」のみならず、Apple Pencilにも対応しています。f:id:sanseidow21:20201127151219j:plain

キーボードの打鍵感とその配列

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▲上の写真はUS版ですが、これを大手家電量販店で入念に触った感触では、悪くない打鍵感でした。MagicKeyboardにはやや劣るように思えましたが、それでも十分良い方だと思います。打鍵音はやや軽めですが静かな方だと思います。

 配列についてはJIS版の実機を見ていないので分かりませんが、写真で見る限りMagic Keyboardと違って、ファンクションキーがあるので、少なくともその分は便利に働くと思います。ただ、カーソルキーの形状が逆T字形ではないので、その点は打ちづく感じます。

トラックパッド

 これもキーと同様(US版では)まずまずの操作感で指2本とか3本とかのすべてのジェスチャーに対応しているのですが、やはりMagic Keyboardには劣ります。

 特にトラックパッドの上の方の反応が悪く、タップは可能ですがクリックができないのです。個体差かどうかは分かりませんが、反応しない箇所があったことは事実です。

サイズと重量

 MagicKeyboardも600gと十分重いのですが、FOLIO TOUCHはさらに重く、642.5gあります。

 iPad Airと併せると、1.1kgほどになります。そして分厚くかさばります。本体サイズは256(幅)×188.9(奥行き)×21(厚み)mmあります。

 iPadの側面も保護してくれる形状は良いのですが、こう重くてかさばると持ち歩く時に躊躇が生まれます。概してロジクールのキーボードは入念な作りですが、重いものが多い気がします。

 これは下のことに関わってきます。

脱着構造について 

 Magic Keyboardのようにマグネットでくっついているだけのものとは違い、ケースへの脱着は、iPad本体をシリコンのような素材のケースにはめ込んで行うので、その意味ではお世辞にも簡便とは言えません。

 また、無印iPad用のものと違って、スマートコネクタの位置が違うので、ケースに収めた後は(現場で確かめるのを忘れてしまったので、念の為現在メーカーに問い合わせていますが)、キーボードと本体は分離できない構造だったと思います。

 つまりキーボードが不要となれば、Magic Keyboardのように、簡単に本体だけさっと外して使うと言う訳にはいかないことになります。

フットプリントについて

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▲キックスタンドでiPadの本体を支える構造なので、後ろにスタンドが出ますので、それだけ占有面積を多く必要とします。

 特に電車の中などで膝上で使おうとすると無理があると筆者には思えます。

まとめ

 褒めたりディスったりしましたが、ロジクール FOLIO TOUCH iK1094BKAは、iPad Air 4で使うなら、まずまずの製品ではないかと思います。

 AppleのMagic Keyboardの弱点を克服している点や、価格を併せて考えてみると、割には合うと思います。

 iPadはトラックパッド付きキーボードで使うと大変便利になります。画面と手元の往来をしなくて良くなるからです。全部が全部手元だけで済むとは言えませんが、それが激減することは間違いありません。

 となると、トラックパッド付キーボード一体型ケースの中では(怪しげな中華製は論外として)AppleのMagic Keyboardを除けば、まともなトラックパッドがついているのは、このFOLIO TOUCH(Brydge社のBrydge Proは微妙)くらいしかないと思いますので、購入のターゲットとして考慮に値すると思います。

 筆者もFOLIO TOUCHが比較的安価だったことから、最初はMagic Keyboardとのチョイスで迷ったのですが、トラックパッドの操作感とキーボードの打鍵感がやや劣ることと、重くてかさばる、US版しかない、などの理由から、泣く泣く高額なMagic Keyboardを選択しましたが、その点が余り気にならない人はFOLIO TOUCHで充分間に合うのではないかと思います。

 今回はロジクールのFOLIO TOUCH トラックパッド搭載キーボード一体型ケースJIS版の発表を受けての軽い考察でした。

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